ルイボスティーの栄養効果

ここではルイボスティーの栄養効果について述べています。

 

ルイボスティーに期待できる栄養効果は以下の通りです。

 

  • 高血圧予防
  • 花粉症・アトピー性皮膚炎などのアレルギー予防
  • 便秘解消
  • 動脈硬化・脳梗塞の予防
  • 不妊の解消
  • リラックス効果
  • 美肌効果
  • アンチエイジング効果
  • ダイエット効果

 

まず、ルイボスティーの特徴としてはミネラル類が非常に豊富に含まれていることが挙げられます。

 

ルイボスティーに含まれているミネラル類は、マグネシウム、リン、カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、亜鉛、銅、セレン、マンガンなどです。

 

ルイボスティーに含まれているミネラルの効果と働き

 

  • マグネシウム…骨を丈夫につくる効果、高血圧予防、心疾患予防効果、精神を安定させる効果
  • リン…骨や歯の形成に関わる。核酸の構成成分
  • カルシウム…新しい骨や歯を作ったり、体の機能の調整したりする効果、骨粗しょう症の予防、血液が固まるのを助ける効果、ストレスをやわらげる効果
  • 鉄…赤血球の合成、貧血予防、疲労回復効果
  • ナトリウム…体液の浸透圧の維持、循環血液量の調整
  • カリウム…高血圧予防する効果、むくみの予防・改善効果、筋肉を正常に保つ効果
  • 亜鉛…味覚を正常に保ったり、成長を促進したりする効果、抜け毛予防、生殖機能の維持
  • 銅…骨や血管の強化、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の成分
  • セレン…体内の過酸化物質から細胞を守る。甲状腺ホルモンの活性化
  • マンガン…スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)の成分として抗酸化作用に関与

 

人の体の健康を維持するために必要なミネラル類のうち、体内で生成されないミネラル類は「必須ミネラル」と呼ばれますが、ルイボスティーにはその必須ミネラルが多く含まれています。

 

必須ミネラルには、骨や歯・血液など体の構成成分となる作用や酵素の働きをサポートする作用があります。また、神経・筋肉機能を正常に保つ作用や脳の働きを活性化する作用もあります。

 

現代人は加熱された加工食品などを食べる機会が増えることにより、人体に必要な必須ミネラルが近年不足しがちになってきているため、気づかないうちにミネラル不足によって免疫力などが低下している可能性があります。また、野菜や果物に含まれるミネラルの量も、農薬や化学肥料の使用によって、年々減ってきています。そのため、日頃から意識的に必須ミネラルを補っていく必要があるのです。

ルイボスティー
ルイボスティー

ルイボスティーはポリフェノールが豊富

 

また、ルイボスティーには様々なポリフェノールが含まれていることも、特長のひとつです。

 

「ポリフェノール」というとアントシアニンやイソフラボン、リコピンなどがよく知られていますが、アフリカのお茶であるルイボスティーには、非常に珍しいポリフェノールがたくさん含まれています。

 

ちなみにポリフェノールには「抗酸化作用」と呼ばれる、活性酸素(フリーラジカルの一種)によって細胞が老化したり、細胞の中のDNAが傷つけられたりするのを防ぐ働きがあります。フリーラジカルは、原子核の周りの電子の数が不安定なために、他から電子を奪おうとするのです。

 

そのフリーラジカルの一種である活性酸素が細胞のサビつきや老化を促進し、万病を引き起こす原因にもなるのです。

 

そのため、活性酸素の働きを防ぐポリフェノールが多く含まれているルイボスティーを日頃から飲むようにすることは、病気の予防につながりますし、老化を防ぐアンチエイジングにも効果的だと考えられます。

 

ルイボスティーに含まれるポリフェノール

  • アスパラチン
  • ノソファジン
  • ケルセチン
  • ルチン
  • イソクエルシトリン
  • オリエンチン
  • イソリエチン
  • ルテオリン
  • ヴィテクシン
  • イソ ヴィテクシン
  • クリソエリオール

 

さらにルイボスティーには「SOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)」と呼ばれる活性酸素の働きを抑える酵素が体内で生成されるのを助ける働きもあるようです。

 

このようにルイボスティーには抗酸化作用のあるポリフェノールやミネラル類が豊富に含まれていることが、万病予防のための様々な健康効果をもたらしてくれることと、深く関係していると考えられます。

ちなみにカフェインが含まれているお茶を敬遠している方もいらっしゃると思いますが、ルイボスティーは「ノンカフェイン」ですので、子供からお年寄りまで安心して健康維持のために飲み続けることが出来ます。

ルイボスティー